Ford(Sussex)信号扱所の特徴
★隣接信号扱所は、
・Yapton (踏切扱い及びBognor Regis 支線へのジャンクションを取り扱うBarnhamへの中間区間) 西に1.2マイル
・Arundel Junction (Littlehamptonへの支線の三角線及びBrightonやMid Sussexへの分岐を取り扱う信号扱所) 東に860ヤード
Arundel junctionよりILCを受けた下り列車は速やかにYaptonへとILCを送信しましょう。
★速度制限
本線上は75mph、ダブルジャンクション上での本線側分岐は50mph、支線側分岐は35mph、待避線等へのアプローチは15mph
★クリアリングポイント
・Yaptonからの列車
Yapton crossingからの区間が在線なしであり、列車が信号3を完全に通過している事
・Arundel junctionからの列車
Arundel junctionからの区間が在線なしであり、列車が信号44・46を完全に通過し、信号47及び49が定位である事。
注意点
当信号扱所内の各場内信号機はジャンクションに対してかなり接近しているいます。従って、
・本線と支線の列車は同時に承認する事は出来ません。
・Arundel junctionからの列車は転轍器を正しいルートに設定してからでないと、承認する事は出来ません。
・Yaptonからの上り列車は、上りホームが完全に在線なしであり、出発出発3を完全に通過してからでないとTOOSを送ってはいけません。
★運行パターン
・PortsmouthとBrightonとを結ぶ速達列車
・PortsmouthとBrightonとを結ぶ普通列車、列車によりLittle hamptonへと分岐
・London bridgeおよびLondon victoriaと、PortsmouthやBognor Regisを結ぶ速達列車で、通常当駅に停車しない列車
・Bognor RegisとLittle hampton、Arundel、Three bridgesを結ぶローカル列車
またこの地域は有名な保養地である為、夏の日曜日には、旅客を輸送するための臨時列車及びそれに伴う回送列車や機関車の送り込み等が行われます。
★支線へのベルについて
実際のLittlehamptonへの列車は特別となベルコードを使用していたようですが、その詳細は明らかではなく、シミュレーション内では一般的なSouthern Railwayのベルコードを用いています。
・Littlehamptonへの列車
YaptonよりILC、TES共に支線ベルにて受信。Arundel junctionに対しては勿論Little hamptonへのルート及びベルを使用して、ILC 、TES共に本線ベルにて送信
・Brighton方面への列車
Yaptonより、ILCは本線、TESは支線のベルで受信。Arundel junctionに対しては本線ルート及び本線ベルを使用して、ILC、TES共に支線ベルにて送信。
・Bognor Regis方面の列車
Yaptonに対してILCは本線、TESは支線ベルで送信。
・それ以外の列車
ILC、TES共に本線ベル使用。
★間違ったILCベルを送信した場合
間違ったILCベルを送信した場合にはLast Train Signalled Incorrectly Described (3ー3-5)ベルを使います。
それを承認されると、速やかに正しいベル送信します(Call Attentionベルは必要ありません)。なお、エラーにはカウントされます。
また、間違ったベルのまま列車を送り出した場合、隣接信号扱所に到着した時にエラーが報告されます。
★ホーム及び側線の有効長
・下り側線(Down Siding)
機関車+客車8両または貨車20両
・下り引き上げ線(Down Loop Siding)
機関車+貨車12両
・Wharf Siding(埠頭引き上げ線?)
機関車+貨車32両
・上りヤード
機関車+貨車32両
上り側線(Up siding)は電化されていて、一般的な列車(MU)の回送で使う場合があります。また、電気機関車牽引の列車が後続列車の待避の為に使う場合があります。
1951年8月5日に当駅で起きた事故(下り本線列車が場内信号を冒進し、待避線列車に衝突)による対策として、1950年代半ばに待避線ホームを8両対応に延長した。
これについてもシミュレーションしている。
★下り待避線へ到着が予定されている列車
信号46において、ルール39によるチェック(warning arrangement )を行わなければなりません。なお信号46は軌道回路により在線検知されるまでロックされています。
★BrightonからPortsmouthへ向かう列車に、ArundelまたはLittlehamptonからBognor Regisへと向かう列車を接続させる場合。
このような列車は列車情報にその旨が記載され、接続完了まで下り待避線に待機すろ事となります。なお、後続列車は先行列車が完全に信号44または信号46を通過していなければ、許可する事は出来ません。
★Blocking black
上り本線から信号35によって逆線出発する際は、YaptonのBlock indicatorがTrain on lineであり、Yaptonからの区間が在線なしであり、他の到着列車が信号2により停車していなければなりません。
また必要により、Blocking back inside Home signal (2ー4ベル)を使います。
なお、Blocking back inside Outside signal(3ー3)やShunting into Forward signal(3ー3ー2)については当信号扱所では使用してはいけません。
従って、下り側線(Down Siding)からYapton方向以外へ進出する場合は、下り待避線を経由しなければなりません。
★下り側線の取り扱い
実際の構成としては、レバー23は下り側線(Down siding)から本線を繋ぐ2つの転轍器の現場扱いのレバーをコントロールしています。
下り側線からYapton方向へと出発する場合、レバー23を反位として、信号42方向へ進出させる事が出来ます。
なお、Shunting into the Advance Sectionを使う事が出来ませんので、Yapton以外の方向に出発する列車は待避線ホームを通る必要があります。
(つまり、一旦Yapton方に入れ換えて、戻るように入れ換えを行うといった取り扱いは出来ないという事。)
また、下り側線は電化されているので、回送の電車(EMU)の留置線としては使えますが、営業列車の待避線としては使えません。なお、転轍器にFPLは設備されていません。
★折り返し列車
下り本線及び待避線は下り方向から到着は勿論、上り方向への出発が可能です。
この設備はArundel方向から当駅に到着し、Littlehamptonへと出発する列車に使われていました。
しかし、その様な列車のほとんどは後年、Arundel方向からLittlehamptonを経由して Bognorへと向かうようになりました(当駅でBrightonからPortsmouthへ向かう列車に接続します)。
転轍器8+FPL、転轍器40、上り遠方信号機1はそれぞれのレバーと電気的な接続により制御されています。
★当信号扱所のFPLはstand reversedです。定反状態でロックです。従って、転轍器の状態を変えるた後にFPLを反位とします。
★ベルの送信
ベルを直接クリックしてもよいですが、当該のファンクションキーを押すことでベルを送る事も出来ます。
Yapton F4
Arundel junction(Main) F5
Arundel junction(Branch) F6
★踏切の取り扱い
列車が来ない間は踏切を開けましょう。さもないとエラーとして数えられちゃいますよ。
踏切はレバー9と10を反位とする事で開けられます(解説文内では、回転巻き上げ装置の物理的なリアリティーが足りない…?と仰ってはいますが…)。
実際の構成では、Gate StopsとGate locksはAとBの追加のレバーによって操作されていました。これは信号扱所のレバーに予備を確保しておく為のものです。
しかし、シミュレーション内では、レバー9(実際はwicket gate)と10(実際はSpace)で取り扱うようになっています。
★当駅で終着した列車の取り扱い
当駅止まりの列車は適切なホームに到着後、多くの場合自動的に次運用に割り当てられますが、そうでない場合、駅業務が完了すると、状態表示がSTOPPEDから、
Train Terminatedに変わり、dialogue boxが表示されます。
このdialogue boxは到着した列車を次運用に割り当てるか(REDESINATE)、入れ換えを行うか(SHUNT)、或いは後にするか(Do This Later)を問うものです。
既に列車が次運用の位置に居る場合、素直に次運用に割り当てればよいかと思います(注意点としては、次運用が旅客列車の場合、ホームに面した場所に停車している場合のみ有効な点です)。
また、到着列車を違うホームに移動したり車庫へと入れ換えれ際は、入れ換えボタンを押す事となります。この場合、列車は信号に従って移動します。
さらに、その列車の次運用が旅客営業列車の場合、時刻表に定められた出発時刻より前にホームに据え付けを行い、次運用への割り当ての為にREDESINATEを押しましょう。
なお、他の事で手一杯ならば、後にするボタンを押すと、dialogue boxを閉じる事が出来ます。その後次運用割り当てや入れ換えをする時は下部のツールバーにあるボタンで操作を行います。
★貨物列車の入換、または後続列車の通過待ちの為の回送列車の入換
当駅において、ヤードや側線に入れ換えが予定されている貨物列車や後続列車を先に通す為に入れ換えを必要とする回送列車などは、上りホーム・下りホーム・待避ホームの適切なホームに停車後、
列車状態表示がSTOPPEDと表示されます。乗務員が駅係員と入換準備や時刻の承認を行われると、状態表示がwaitingに変わり、shuntボタンがアクティブになります。
ボタンを押すと、信号に従い入れ換えを開始します。発車時刻となるまでその他の介在を必要としません。

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