Portcreek信号扱所の特徴
この信号扱所が取り扱うのは、基本的なダブルジャンクションの発展系となるポイント・信号群です。
まず初めに注意しておきたい事は、当時Cosham方面は非電化であった点です。電車に対してcosham方面を開通させた場合、本来であればその開通予告する表示により、
列車は誤った場内信号機の前に止まり、すごい気まずい感じでポイントを切り替えることになります。しかし、シュミレーション内ではそのまま走り去ってエラーとしてカウントされます。
また、cosham方面からの線路はきついカーブ上にあり、信号14を速やかに反位にできないと、重量列車については特に不必要な減速(停車)の後に再加速(起動)することとなり、
通過に比較的長い時間を要し、遅れを引き起こすことになります。
では続いて、隣接信号扱所間の距離を確認しておきましょう。
・Green Lanes Crossing (Fratton,Portsmouth方面) 南方向1.2マイル
・Cosham Junction (いったん西方向を経由してロンドンへと向かう列車及びFreham方面へのSouth western鉄道の列車) 西方向795ヤード
・Farlington Junction (Havant方面) 東方向948ヤード
また信号12はintermediate block signalであり、信号14の16の下部には信号12R1,信号12R2の遠方中継信号?(repeating distant arms)が設置されています。
したがって信号12が定位であっても、信号14・16をルール39によるチェック(warning arrangement )を行う必要ありません。
次にクリアリングポイントについて。
上り列車 ; 信号2および4が定位となり、Green Lanesからの区間が空いていて、列車が通常通り走り去った時。
下り列車 ; 信号14及び16が定位となり、Farlington又はCosham Junctionからの区間が空いていて、Intermediate block signal に向けて440ヤードが空いている事
列車の承認条件(規則4)
・Farlington junction方面からの列車
転轍器13が定位、Cosham方面からの列車を承認していない事。
・Cosham junction方面からの列車
転轍器13が反位、Farlington方面からの列車を承認していない事。
(いずれの場合も、転轍器は個々の列車が対応する場内信号機の前に停車するまで転轍器転換をせずに、その状態を維持していなければならない。)
Section clear but Station or Junction Blocked(規則5)はこの信号扱所では取り扱ってはいけません。

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